人事異動を恐れない!

介護職が人事異動の辞令を受けると、今まで築いてきた人間関係を失ったり、楽しく居心地が良い状態で仕事ができていた環境を離れ、新たな職場で仕事を覚え直さなければならないため、大変なことばかりに目が向く人が多いと思います。そのため、人事異動を苦痛に感じて介護の仕事を辞めてしまったり、転職してしまうということも少なくないようです。

しかし、人事異動を言い渡されて悔やんでいると、なかなかスムーズに次のステップに踏み出すことができなかったり、新しい人間関係を上手に築くことが難しくなってしまいかねません。介護職の人事異動の目的の中には、人材育成のために様々な職場で経験を積んで欲しいという願いが込められていることもあるので、様々な現場で経験を積んで、新たな発見や問題解決ができるようになるためのチャンスだと捉えてみましょう。

慣れている職場は確かに居心地がいいかもしれませんんが、だからこそいい加減になってしまったり、初心を忘れてしまっていることが多々あるかもしれません。移動先ですべてを一から始めるという状態は苦労を感じるかもしれませんが、今までの考えや気持ちを一新させることができ、視野を広げることにつながります。したがって、やむを得ない事情がない限りは、人事異動をネガティブに捉えることは避けて、スキルアップや人脈を広げる機会だと考え、前向き頑張りましょう。

ただし、どうしても気持ちを切り替えられないときには、一旦気持ちを整理することも大切です。私がおすすめする~異動の内示が出たらどうする?~というサイトには、参考情報が満載なので、一読してみると良いかもしれませんよ。